永遠 マスタリンングの謎

Z研で話題になりました「永遠」には、ステレオ・ステレオ風・モノラル風とありますが(CMバージョンやLiveバージョンは除く)、元はと言えば泉水さんが、マイケル・ブラウアー氏のミックスのサンプル(モノラル)が気に入ったのに、完成のミックスはステレオになっていた事から始まりますが・・・。

それで、曲の後半部分をモノラルにすると決まったようなのですが、大部分のシングルは、ステレオに聴こえるので分からなくなるのですが、寺尾氏の話では、ミックスではなくマスタリングの段階で、シングルはモノラルにしたと言う話があり、マイケル・ブラウアー氏の2MIXは、ピアノバージョンにそのまま使ったと言う話もありました。

普通にモノラルにするならLチャンネルとRチャンネルをミックスすれば、完全なモノラルになるのに、シングルの一部とアルバム以降のモノラルも完全なモノラルにはなっていないし、大部分のシングルはステレオに聴こえるのも謎ですが?。 ピアノバージョンは、ステレオミックスに間違いありませんが、シングルのステレオは、何か不自然な部分があるような気がします。

そこで、大胆な推論ですが、マスタリング時に周波数帯域を分けて、ステレオイメージを残したものと限りなくモノラルに近付けた2パターンを作っていたのではないかと思います。だから、別バージョンと言う感じではなく、同じミックスをマスタリングの一部の工程でパラメーターだけ変えた。B社的には、聴こえ方が違っても同じバージョン扱いになっている。それで、G.BやP-BOX、シンコレに至るまで全て同じシングルって言う扱いなのかと?。

試しにピアノバージョン(ステレオ)を元として、図のような設定でマスタリングしてみました。CDと全く同じとは言えませんが、雰囲気はそうなっていると思います。

ピアノバージョンはそのまま、シングルは、高域をステレオのままにして、低域・中域をモノラルに近付けています。アルバムは帯域を分けずに全体をモノラルに限りなく近付けた設定です。結果的には、モノラル風にした意図が伝わらず、音が悪くなっただけみたいに受け取った人が大半だと思われます。マイケル・ブラウアー氏のミックスのままで良かったのかも?。

http://www.mediafire.com/?dbn639rlf4xzeo2






2011年3月21日(月) | 音楽 | 管理

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